産業用ロボットと容器に挟まれ窒息死 パン菓子製造業者を書類送検 名古屋北労基署

2017.11.09 【送検記事】
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 愛知・名古屋北労働基準監督署は、産業用ロボットとの接触防止措置を講じなかったとして、パン菓子製造業者と同社常務取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。

 平成29年3月、同社名古屋工場で、労働者が、産業用ロボットと、パンなどを入れる薄型のプラスチック容器との間に首部を挟まれ、窒息死する労働災害が発生している。同社は、柵や囲いを設けるなどといった産業用ロボットとの接触防止措置を講じていなかった。

 愛知県では、産業用ロボットに関する労災が、26年、27年にそれぞれ2件、28年に1件起きている。

【平成29年9月22日送検】

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