企業5割 待遇尋ねられても印象悪化せず 港北職安アンケート
2017.11.16
【監督指導動向】
神奈川・港北公共職業安定所は、採用活動に関するアンケート調査結果を公表した。
面接時に給与や休日など待遇面の質問されたときに印象が悪くなるかどうか尋ねると、50%が「ならない」と回答し、「こだわらない」が43%、「なる」は6%だった。自由回答をみると、「やる気を感じさせる」や「条件をよく確認してから就職すべき」という意見がある一方、「待遇面の質問ばかりでは印象が悪い」とみる企業もある。
許容できる転職回数については、「こだわらない」が60%で最も多かった。以下、3回23%、5回8%、2回5%が次いだ。許容できる離職期間は、「こだわらない」(65%)を除くと、4~6カ月以内(13%)が最も回答割合が高かった。ただし、年齢や期間、理由を考慮するという回答がめだつ。
応募書類は、手書きとパソコンで作成したもののどちらが良いか聞くと、多い順に、こだわらない72%、手書き23%、パソコン4%で、手書きが優勢である。手書きを重視する会社は、字に現れる人柄や丁寧さを意識している。
応募書類を送付する際に添え状があった方が良いと回答した事業所は38%だった。一般的なマナーとして必要という回答があったほか、「複数の職種を募集している場合、添え状に希望職種が書かれていることが多く分かりやすい」というコメントもみられた。