技能実習生が頭部を挟まれ死亡 特別教育怠った自動車関連業者を送検 太田労基署
2017.11.22
【送検記事】
群馬・太田労働基準監督署は、労働者にプレス機を操作させる際に必要な特別教育を実施しなかったとして、自動車用金属部品製造業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の容疑で前橋地検太田支部に書類送検した。平成29年4月、同社で働いていたインドネシア国籍の技能実習生が死亡する労働災害が発生している。
同労基署によるとプレス機に故障の痕跡はなく「実習生がプレス機に頭部を挟まれた理由は不明」だという。災害調査から法律で義務付けられている特別教育を実施していないことが明らかになった。
【平成29年10月26日送検】