実習実施機関の3分の2で違法 健診などで違反めだつ 徳島労働局
2017.11.21
【監督指導動向】
徳島労働局は、平成28年に外国人技能実習生を使用する71事業場に対して実施した監督指導結果を公表した。ほぼ3分の2に相当する41事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。
違反事項は多いものから順に、健康診断(38.0%)、労働時間(16.9%)、安全基準(12.7%)などとなっている。
技能実習生から寄せられた相談事例も公表している。「タイムカードがなく、残業単価が600円と決められている。休日が正月の4日しかない」というようなケースがあるという。