「ラッピングバス」で無期転換を周知 宮崎労働局
2017.12.22
【監督指導動向】
宮崎労働局は、平成30年からスタートする無期転換ルールなどの周知に向け、宮崎市内にラッピングバス(写真)を走らせる試みを開始した。
労働契約法の改正により、同一の企業との間で、有期労働契約を反復更新して通算5年を超えた際、労働者が無期労働契約への転換を申し込めるようになるのが無期転換ルールの内容。
このほど走行を始めたラッピングバスには、無期転換ルールに関する案内のほか、働き方改革の必要性を訴えるメッセージも書き込んでいる。29年11月28日から運行を始めており、当日は記念のテープカットも行われた。
労働局が周知活動でラッピングバスを走らせる取組みは全国的にも珍しい。近年は鹿児島県であったという。