護衛艦「いずも」で労災 労働者4人らが一酸化炭素中毒に 横須賀労基署・清掃業者を送検

2017.12.20 【送検記事】
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 神奈川・横須賀労働基準監督署は、自然換気が不十分な場所で内燃機関を使用したとして、清掃業者と同社代表社員を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検した。平成29年9月、同社労働者などが一酸化炭素中毒で3~5日休業する労働災害が発生している。

 同社は、海上自衛隊横須賀基地内に停泊していた護衛艦「いずも」内のタンクを清掃作業を行う際、携帯式送風機の電源が切れていたにもかかわらず、ガソリンエンジン式高圧洗浄機を使用していた。同労基署によると「電源が切れていたことに気付いていたものの、対応していなかった」という。

 被災したのは同社の労働者1人のほか、下請企業の労働者3人、救助に当たった自衛隊員数人。

【平成29年12月6日送検】

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