動力プレス機で指切断 囲いなど設けず送検 上田労基署
2017.12.19
【送検記事】
長野・上田労働基準監督署は、動力プレス機の危険防止措置を講じなかったとして、金属加工業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検上田支部に書類送検した。平成29年10月、同社労働者が右手4指を切断する労働災害が発生している。
同社は労働者にプレス機を使ってアルミニウム板材の加工を行わせる際、安全囲いを設けるなどして身体の一部が挟まれたりしないよう対策を講じていなかった。機械正面には光線式の安全装置があったものの右側にはそれがなく、被災者は右手を挟まれている。
【平成29年12月8日送検】