アウトリガー張り出さずクレーン転倒 土木工事業者を送検 さいたま労基署

2017.12.26 【送検記事】
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 さいたま労働基準監督署は、車体を安定させるための装置であるアウトリガーを張り出さずに移動式クレーンで作業を行ったとして、土木工事業者と同社の工事責任者を労働安全衛生法第20条1号、27条1項、クレーン等安全規則第70条の5(アウトリガー等の張出)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。

 平成27年7月9日、埼玉県新座市大和田3丁目、国道254号線の大和田交差点付近の下水道工事現場で、つり上げ荷重35トンの移動式クレーンが転倒し、交差点に侵入してきた大型バスに激突する事故が発生。バスは回送中で乗客はいなかったが、作業員3人とバスの運転手1人が重軽傷を負った。

 事故はクレーンが土留め用の鉄板(重量約790キログラム)をつり上げ、移動する際に起きた。転倒防止のためのアウトリガーを張り出さずに作業をした結果、荷重に耐えられず、荷に引きずられる形で転倒した。

 【平成29年12月8日送検】

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