ロール機に巻き込まれ左腕切断 染色整理業者を送検 大垣労基署
2017.12.27
【送検記事】
岐阜・大垣労働基準監督署は、労働者にロール機を使用させる際の安全対策を怠ったとして、染色整理業者と同社主任を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で岐阜地検大垣支部に書類送検した。平成29年3月、同社労働者が左上腕部を切断する労働災害が発生している。
被災した労働者は、生地を加工するロール機の運転中に清掃作業を行った際、ロールに両手を挟まれ両手に熱傷を負っている。同社は、ロールとロール機の隙間に囲いを設けるなどの危険防止措置を講じていなかった。
【平成29年11月9日送検】