「滑らない話」リーフレットで転倒防止呼び掛け 松本労基署
2018.01.11
【監督指導動向】
長野・松本労働基準監督署は、「松本労働基準監督署の滑らない話」と題したリーフレットを作成して転倒災害の防止を呼び掛けている。平成24~28年に管内で発生した休業4日以上の労働災害のうち25%が転倒災害で、その多くが1~2月に発生していることが背景にある。
「すべての業種において出退勤時に凍結による転倒が多発している」とし、①駐車場敷地内や通用口付近のこまめな除雪、②日陰などへのヒートマットの設置、③暗い通路への照明の設置――など対策方法を示した。暗い場所を通行する労働者に懐中電灯を携行させることも有効だとする。
外気温が4度以下になるとリスクが高まる、朝7~9時・夕方16~18時に多く発生しているなどの情報も盛り込んだ。