高卒者3年以内離職率 全国との差は縮小傾向に 福島労働局
2018.01.10
【監督指導動向】
福島労働局は、平成26年3月に卒業した新規高卒者の卒業後3年以内の離職状況を取りまとめた。就職後3年目までの離職率は東日本大震災後、全国平均を上回っていたが、近年は縮小に転じている。
22年高卒者の3年以内離職率は震災の影響で50.7%と高かったものの、以降は44.0%(23年)、44.8%(24年)、42.7%(25年)、42.5%(26年)と推移している。一方で全国は22年以降39.2%、39.6%、40.0%、40.9%、40.8%だった。近年は全国との差が2%程度に落ち着いている。
業種別では「宿泊、飲食サービス業」や「生活関連サービス業、娯楽業」で離職率が高く、それぞれ69.6%、60.5%だった。