作業前にコンセントを抜くよう教育せず 留学生が被災し送検 仙台労基署
2018.01.17
【送検記事】
宮城・仙台労働基準監督署は、労働者に対して事前の安全教育を適切に実施しなかったとして、惣菜製造業(千葉県船橋市)と同社仙台工場の工場長を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の容疑で仙台地検に書類送検した。平成28年6月、同社で働いていた留学生が右肘から先を欠損する労働災害が発生している。
同社は留学生にミートチョッパーの清掃させる前に、「作業前は必ずコンセントを抜くこと」と教育していなかった。同労基署によると「日本人に対しても、コンセントを抜くことに関する徹底はなされていなかった」という。
【平成29年12月14日送検】