違反率は減少傾向 木造建築工事現場・集中監督結果 秋田労働局
2018.01.22
【監督指導動向】
秋田労働局は平成29年10月の「木造建築工事労働災害防止重点月間」に、116の木造建築工事現場に実施した集中監督結果を公表した。臨検を実施した事業場数は167事業場で、労働安全衛生法令違反が見つかったのは115事業場だった。違反率は27年度79.6%、28年度75.1%と推移し、29年度は68.9%にまで低下している。
違反項目は多いものから順に、墜落防止措置(82事業場)、下請指導など元請の現場管理(35事業場)、安全装置などの有効保持(15事業場)となった。
とくに危険度が高いとして機械の使用停止や作業場への立入禁止を命じた件数は13現場・25事業場に対して合計33件。