荷積み中に労働者が死亡 ガラス販売業者を送検 福岡東労基署
2018.02.02
【送検記事】
福岡東労働基準監督署は、作業指揮者を定めないまま荷の積込み作業を行わせたとして、ガラス販売業者と同社九州支社の取締役支社長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検に書類送検した。平成29年2月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は、死亡した労働者に総重量1000キロのガラス入りパレット2組を貨物自動車に積み込む作業を行わせていた。荷台の中央の柱とパレットを括り付けていたロープを保持していたフックが壊れたことによりパレットが倒れ、被災者は地面との間に挟まれている。
【平成30年1月12日送検】