建設現場の3分の2で法令違反 山形労働局・一斉監督結果
2018.01.29
【監督指導動向】
山形労働局は、平成29年10月に県内130の建設工事現場を対象に実施した一斉監督の結果を公表した。労働安全衛生法令違反が発覚した現場は全体の66.2%に当たる86現場だった。
違反項目をみると、元方事業者の講ずべき措置に関するものが最多で60現場だった。以下、足場からの墜落防止措置・点検・補修に関するものが39現場、高所の作業床・開口部の端などからの墜落防止措置に関するものが22現場で続く。
11現場に対しては、死亡など重篤な労働災害につながる恐れが高いとして、立入禁止や作業の停止を命じている。