棒と接触する労災が発生 高速回転部に覆いせず送検 笠岡労基署
2018.02.08
【送検記事】
岡山・笠岡労働基準監督署は、NC旋盤を使った金属部品加工作業を労働者に行わせる際の安全対策を怠ったとして、金属加工業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で岡山地検倉敷支部に書類送検した。平成29年11月、同社労働者が頭部を骨折する労働災害が発生している。
被災した労働者は、旋盤で加工するために高速回転していた金属製の棒と接触している。同社は回転部分に覆いや囲いを設置することを怠っていた。
【平成30年1月12日送検】