【安全衛生・お薦めの一冊】『元気な職場をつくる実践的安全活動――安全スタッフ・管理監督者が組織を変える―』

2013.03.01 【書評】
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経験から得た核の考え

中災防サイトにリンクします

 日頃の安全衛生活動を時に振り返ることはないだろうか。現場の実態に合った方針になっているか、活動がマンネリ化していないかなどが頭をよぎることも。

 そんな思いにかられた時に、道筋をつけてくれるのが本書だ。トヨタ自動車で約20年、中小企業で約8年も”安全畑”を歩き続けてきた筆者が経験から得た実践論をまとめたもの。

 「災害の発生は職場の問題の代表特性」「機械は故障し、人はミスする」といったいくつかの核となる考え方を示している。「安全衛生活動のとらえ方」「安全衛生スタッフの心構えと考え方」「安全をキーワードにした人づくり」「実効の上がる教育のポイント」「災害の活かし方」「コミュニケーション、パトロール」など安全衛生活動のあらゆる場面でアドバイスする。

 自分の安全衛生への姿勢を確認するのにはうってつけの一書だ。

(中央労働災害防止協会刊、古澤 登 著、TEL:03-3452-6401、新書版、192ページ、945円)

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平成25年3月1日第2181号 掲載
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