ベルトコンベアに覆いせず巻き込まれ 生コン業者を書類送検 十日町労基署
2018.03.19
【送検記事】
新潟・十日町労働基準監督署は、ベルトコンベアの巻き込まれ対策を怠っていたとして、生コンクリート製造販売業者と同社取締役工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで新潟地検長岡支部に書類送検した。
平成29年12月、同社労働者がベルトコンベアの点検作業をさせていたところ、左腕を巻き込まれ、切断する労働災害が発生した。労働安全衛生規則では、機械の回転軸や歯車、ベルト等の労働者に危険を及ぼすおそれのある部分について、覆い、囲いなどを設けなければならないとしている。しかし、同社はその措置を講じていなかった。
【平成30年2月14日送検】