“告発”から無資格運転発覚 自動車用マフラー製造業者を送検 大津労基署

2018.03.22 【送検記事】
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 滋賀・大津労働基準監督署は、無資格者にフォークリフトを運転させたとして、自動車用マフラーの設計・製造・販売業者(大阪府堺市)と同社滋賀工場(滋賀県栗東市)の責任者を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の容疑で大津地検に書類送検した。

 同社は平成29年4月19日に、技能講習を修了していない労働者にフォークリフトを運転させていた。同労基署に寄せられた「告発」に基づき捜査を開始し、司法処分に至っている。「賃金不払いなどでは告発に基づき捜査をすることはあるが、今回の事案のような告発は今まで経験がない」(捜査担当者)というような稀有な例。告発の理由、立件対象日以外でも送検容疑と同様の違反があったかなどについては明らかにしていない。

【平成30年2月22日送検】

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