洋菓子店を書類送検 労働者5人に7カ月間賃金不払い 宇都宮労基署
2018.04.04
【送検記事】
栃木・宇都宮労働基準監督署は7カ月間にわたり賃金を支払わなかったとして、洋菓子製造業者と同社の代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで宇都宮地検に書類送検した。
同社は洋菓子の製造販売を営んでおり、本社に店舗を併設していた。平成29年2~8月までの7カ月間、労働者5人に賃金を一切支払わなかった。不払い総額は約340万円に上る。不払いは経営難によるものとみられ、遅くとも29年11月には事業を停止している。
同労基署によると、労働者5人は全員未払い賃金立替払制度をすでに利用しているという。違反は労働者の申告で発覚した。
【平成30年3月7日送検】