非常停止装置を設けず 森林組合を書類送検 大野労基署
2018.04.09
【送検記事】
福井・大野労働基準監督署は、コンベヤーに非常停止装置を設けなかったとして、森林組合と同組合工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福井地検に書類送検した。平成29年9月、同組合の作業員が死亡する労働災害が発生していた。
被災した労働者はコンベヤー上の木材の詰まりを取り除く作業を行おうとした際、機械に巻き込まれている。
同組合は作業を行わせる際に機械の運転を停止していなかった疑い。機械自体にも非常停止装置を設けていなかった。
【平成30年3月13日送検】