フォークリフトの特別教育実施せず 化学薬品製造業を送検 大津労基署
2018.04.10
【送検記事】
滋賀・大津労働基準監督署は、特別教育を実施していない労働者にフォークリフトを運転させたとして、化学工業薬品の製造・加工販売を行っている業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の容疑で大津地検に書類送検した。平成29年12月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者は、同社滋賀工場(滋賀県高島市)の倉庫内において棚の上に積まれた段ボールを降ろそうと、フォークリフトの天板の上に載って作業をしていた際に墜落している。同労基署が災害調査に入ったところ、特別教育を実施していなかったことが判明している。
【平成30年3月9日送検】