ワイヤロープの状態確認せず ハンマー直撃労災で送検 仙台労基署
2018.04.11
【送検記事】
宮城・仙台労働基準監督署は、道路改良工事現場内において安全対策を怠ったとして、建設業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で仙台地検に書類送検した。平成29年2月、杭打機のハンマーが同社労働者に直撃する死亡労働災害が発生している。
同社は杭打機を使用する際、ハンマーを吊っているワイヤロープの取付け状態に異常がないか確認しなかった疑い。杭打機は、地盤を支えるための「鋼管杭」を設置するために現場内で使用していた。
【平成30年3月23日送検】