震災復興工事で死亡労災 建設業者を送検 熊本労基署
2018.04.18
【送検記事】
作業主任者違反も
熊本労働基準監督署は、震災復興工事現場での安全対策を怠ったとして、建設業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で熊本地検に書類送検した。平成29年11月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者は外壁改修作業中、手すりのない足場から地上へ19.3メートル墜落。同社は被災者に安全帯などを使用させていなかった。
さらに、事故の起きた足場で職長に対し、安全帯の使用状況を監視させていなかったとして、同法第14条(作業主任者)違反の容疑でも処分されている。
【平成30年3月20日送検】