33人に違法残業 トラック運送会社を書類送検 福井労基署
2018.04.09
【送検記事】
福井労働基準監督署は、違法な時間外労働をさせたとして、一般貨物自動車運送業の運輸業者と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで福井地検に書類送検した。
同社は、平成29年3月の間、1日7時間、1カ月127時間を限度時間とする36協定を締結していたにもかかわらず、それを超過する違法な時間外労働をさせていた。1日の限度時間を超えて違法な時間外労働をしていた労働者は、33人に上る。
「全国的にトラック運転者は不足しており、福井県も例外ではない」(同労基署)としている。
【平成30年3月15日送検】