【今週の労務書】『生産性を高める職場の基礎代謝――社員の「不」を解消し、能力を引き出すヒント』

2018.04.14 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

社員の能力発揮へ

Amazonにリンクします

 生命を維持するために日々必ず消費されるエネルギーを指す「基礎代謝」。本書では、身体だけでなく、企業にも基礎代謝があると指摘。身体の基礎代謝が低いと、血流が悪くなったり、イライラしやすくなったりするのに対し、職場の基礎代謝が低い場合には、社長の思いや大切な情報が末端に届かないほか、職場の内部・外部でトラブルが増え、行動することが億劫になるといった悪影響があるという。

 本書は、職場がこのような状態に陥ることを防ぐ方法を企業経営者に伝授するもの。職場に存在する、「不機嫌」、「不明瞭」、「不信感」、「不自然」など様ざまな「不」を解消するのが有効として、その取組み方法を提示している。「社員が能力を発揮しきれていない」と考える企業に勧めたい。

 (白井旬著、合同フォレスト刊、1500円+税、TEL:03-3291-5200)

関連キーワード:
平成30年4月16日第3157号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。