高速道路保全工事現場で死亡労災 安全帯使用させず送検 天満労基署
2018.05.10
【送検記事】
大阪・天満労働基準監督署は、阪神高速道路環状線の保全工事現場内においての安全対策を怠ったとして、鳶・土木工事業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成29年10月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者は、橋脚に架設されたつり足場の解体作業に従事していた際、足場から川へ墜落している。
同社は解体作業を行わせるに当たり、40cm以上の作業床を設けず、安全帯も使用させていなかった。
【平成30年3月27日送検】