壊れたプレス機を使用させ送検 労働者が指先を切断 伊那労基署
2018.05.24
【送検記事】
長野・伊那労働基準監督署は、油圧トリミングプレス機の安全対策を怠ったとして、製造業者(長野県駒ヶ根市)と同社元工場長を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の容疑で長野地検伊那支部に書類送検した。平成29年10月、同社労働者が指先を切断する労働災害が発生している。
被災した労働者はプレス機でトリミング作業を行っていた際に被災した。
プレス機の光線式安全装置は同年8月の時点で故障していた。作業主任者でもあった元工場長はそれを知りながら、使用停止とするなどの必要な措置を講じていなかった疑い。
【平成30年4月18日送検】