土砂崩落で労働者が死亡 土木工事業者を送検 直方労基署
2018.06.13
【送検記事】
福岡・直方労働基準監督署は、地山崩落を防ぐ対策を怠ったとして、土木工事業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検飯塚支部に書類送検した。平成30年1月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は福岡県宮若市内において、排水路取り換え工事を行っていた。死亡した労働者はコンクリート打設準備のため掘削溝内に入っていたところ、崩落してきた土砂に埋もれている。
崩落した地山の法面はほぼ勾配がつけられていない垂直なもので、崩落の危険性が高い状態だったとみられる。
【平成30年5月11日送検】