内定取消

2018.06.03 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
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景気の良し悪しで就活状況が 
変わるなんて不公平よね。 

 

 その場しのぎで長期的な視野が無い
 経営やってる証拠だな。

 

解 説

 マンガの6次面接というのが現実的かどうか、古いデータですが、「大卒採用に関する企業調査」(JILPT、2006・3)によれば、「2回、3回が多く、4回以上は少ない」とありました。

 6次面接まで行って不採用、本人としては納得のいかないところでしょう。不採用の理由を不採用者から問われたときに告知する義務はあるか、厚労省が平成24年にまとめた雇用管理分野における個人情報保護に関するガイドライン(事例集)では、「非開示とすることができる事項の例」として、「人事評価、選考に関する個々人の情報」を挙げていました。その後、個人情報保護法自体の大きな改正があり、保有個人データの開示に関する旧25条は28条になり、現在の考え方がどのようになっているのかは個人情報保護法関係に詳しい方の知見をいただきたいところですが、マンガのように会社がつぶれてしまってはしょうがないですね。

 その他、履歴書などの応募書類の返却を求められた場合はどうでしょうか。個人情報保護委員会は、QAで「(個人情報保護)法19条は、会社に対し、利用しなくなった個人データの消去についての努力義務を定めていますので、当該会社が、応募者の氏名や住所等の個人情報を名簿等によって管理し、検索等できるような状態にしている場合には、応募者は、当該会社に対し、不要になった上記データの消去を依頼することができます(法35条)」としています。

※マンガは労働新聞平成27年1月26日付第3002号12面「人事学望見 第991回 今頃の内定取消しは解雇に相当 高額な損害賠償請求の覚悟を!?」をヒントに描いたものです。詳細は労働新聞読者専用サイトにてご覧ください。

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