ベルトコンベヤーを停止させず巻き込まれ労災 製造業者を送検 佐賀労基署
2018.07.18
【送検記事】
佐賀労働基準監督署は、機械を停止させずに労働者に土の除去作業を行わせたとして、製造業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で佐賀地検に書類送検した。平成30年3月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者はベルトコンベヤーに付着した土をスコップで除去する作業に従事していた際、ローラーに身体を巻き込まれている。除去作業は1カ月に1~2回行っているものだったが、「日常的に機会を運転したまま行わせていた」(同労基署)という。
【平成30年6月26日送検】