建設業の死亡者数が前年比9人増 大阪労働局・29年労災発生状況
2018.08.06
【監督指導動向】
死亡、休業4日以上の労働災害がともに2年連続で増加――大阪労働局がとりまとめた平成29年の労災発生状況で明らかになっている。
労災により死亡した労働者は60人で、前年の51人から9人(17.6%)増えている。
業種別にみると、建設業20人(前年比9人増)、運輸業12人(増減なし)、製造業11人(増減なし)、商業5人(2人増)だった。建設業では墜落・転落が、運輸業と商業では交通事故がめだっている。
4日以上休業した労働者数は8345人で前年から220人(2.7%)増えた。建設業ではマイナス21人と微減したものの、製造業で56人、運輸業で60人増加している。