自社構内でトラックと接触 誘導員など置かず 徳島労基署・鋼材回収業者を送検
2018.08.21
【送検記事】
徳島労働基準監督署は、トラックとの接触防止対策を怠ったとして、鋼材などの回収・販売業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で徳島地検に書類送検した。平成29年10月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災した労働者は同社構内を移動していた際、別の同社労働者がバックさせていた20トントラックに轢かれている。同社は誘導員を配置するなど、トラックとの接触を防ぐための対策を講じていなかった。同労基署は「日常的に誘導員を配置していなかった」と話している。
【平成30年7月26日送検】