【今週の労務書】『職場のムダ取り教科書』

2018.08.25 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

ムダの「本質」見極める

 効率化や生産性向上が叫ばれている昨今、本書はどのような「ムダ」を除去すればコストの削減と利益の増大が両立できるかを、実証に基づき解説している。

 出席者の多すぎる会議、方々に忖度するあまり肥大化した資料、対面で話せば済む事項までメールを送る習慣など、職場にありがちな「ムダ」をチェックポイントに挙げ、「8分の1にまで圧縮できる」と示す。

 一方で、私生活や余暇の社会活動のみならず、仕事中の「息抜き時間」は決して「ムダ」ではなく、個々のスキルや発想を高め生産性を上げるためにも確保が必須と説く。何をムダとし何をムダとすべきでないのか、経営者から新入社員まで役に立つ知恵が詰まっている。

 (川島高之著、ソシム刊、TEL:03-5217-2400、1500円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

平成30年8月27日第3174号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。