脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数増加 29年過労死等の労災補償状況 大阪労働局
2018.09.27
【監督指導動向】
大阪労働局は、平成29年度の「過労死等の労災補償状況」に関する取りまとめを公表した。脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数が増加している。
脳・心臓疾患をみると、請求件数は過去5年で最も多い123件で、前年度から40件増加した。支給決定件数は26件(同1件増)だった。
過去5年、毎年150件前後で推移している精神障害の請求件数は162件で、高止まりしている。支給決定件数は前年度から2件減り、34件だった。