いじめ・嫌がらせの相談件数が最多 個別労働紛争の相談件数 広島労働局・29年度
2018.10.17
【監督指導動向】
広島労働局は、平成29年度の個別労働紛争解決制度に関する施行状況を取りまとめた。パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」の相談件数が6年連続でトップだった。
総合労働相談件数は2万5338件(前年比7.1%減)で、このうち民事上の個別労働紛争相談件数が6668件(同1.5%減)を占めた。内訳をみると多い順に、いじめ・嫌がらせ1783件、自己都合退職1088件、解雇824件、労働条件の引下げ598件――などとなっている。自己都合退職や解雇は前年度から150件近く増えている。
助言・指導申出件数は143件で前年度から25.4%増加。あっせん申請件数は30.4%減って48件だった。