歯科医院の課題解決に注力/社会保険労務士事務所 リバシティーオフィス 代表 市川 孝友
経験なし、人脈なしで、平成22年8月1日に開業した。現在6年目で顧問先数は100社を超えた。私を含めてスタッフ7人態勢で、「2020年東海エリアの社労士事務所で従業員満足度と顧客満足度ナンバーワン」をめざし、日々の業務に取り組んでいる。
弊所では残業はほとんどなし、有給休暇は完全消化、社内福利厚生イベントの定期開催など、ワーク・ライフ・バランスを実践。従業員の帰属意識を高めつつ、仕事に対する質と責任感を高めることで、対外的なイメージアップとブランディング作りをしている。
会務としては、愛知県社会保険労務士会理事などとして、微力ながら社会保険労務士制度の発展のお手伝いをしている。
現在、歯科医院の顧問先が増加し続けており、顧問先の約半数を占めている。権利意識の高い従業員が多い職場の事業主である院長にとっては、社会保険労務士に対するニーズが強いのかもしれない。ただ、歯科医の先生から信頼を得ることは簡単ではない。保険診療・自費診療等の収入の仕組みや関連職種の職務内容、賃金相場、歯科における基本用語などを熟知し、歯科医の先生と同じレベルで会話ができないとならないからだ。
歯科医院の多くは個人事業で、通常は各都道府県単位の歯科医師会に所属し、歯科医師国保に加入するが、常勤5人以上の場合は、社会保険の強制適用事業所となる。
弊所では、歯科医師国保に加入を続けたまま、厚生年金のみ適用して協会けんぽを適用除外する手続きを得意としている。開業時からお手伝いする歯科医院のほか、雇用が増えて経営も安定してきたものの労務関連の様ざまな問題が出てきた歯科医院からのご相談や顧問契約が多い。
歯科医師には勉強熱心な方が多く、勉強会などで助成金の情報や新しい技術の情報を得ているケースが多いため、最新の助成金の情報を的確に提供することが必要である。時間的コスト意識も高いことから、ウェブ給与明細書やICクラウドタイムレコーダー等の提案も重要だ。情報共有の効率化のためのクラウド活用や、迅速なメッセージのやり取りに対応できるIT環境の整備も欠かせない。
皆さまも、飲食業、美容院、介護事業、建設業など何か得意な業種を持ってはいかがだろうか。
社会保険労務士事務所 リバシティーオフィス 代表 市川 孝友【愛知】
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