新潟大学で寄附講座 労働法の基礎知識を伝達 新潟労働局
2018.10.31
【監督指導動向】
新潟労働局は、10月から新潟大学で、寄附講義「キャリア形成と法制度」を開講した=写真。学生に対し、労働法制の基礎知識を周知することが目的。昨年に引き続き、今年で2回目となる。
同講義は、全15回。同労働局の部長や課長が講師を務める。講義内容は、労働時間や最低賃金といった基礎的な内容から、労災保険や雇用保険制度、女性活躍推進など多岐にわたる。
同労働局のほかにも、全国健康保険協会新潟支部が健康保険制度について伝達したり、連合新潟が「知っておきたいワークルール」と題した講義をする予定。
10月1日に第1回の講義を実施した。冒頭、井上仁局長は、「知識を習得し、労働関係法令の不知によるトラブルの未然防止につなげて欲しい」と述べた。
(写真:新潟労働局WEBページ)