屋根踏み抜いて墜落 死亡労災で建設業者を送検 郡山労基署
2018.11.08
【送検記事】
福島・郡山労働基準監督署は、工事現場内における安全対策を怠ったとして、建設業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福島地検郡山支部に書類送検した。平成30年4月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
労災は、田村市内の屋根修繕工事現場で発生した。被災した労働者が屋根材であるFRP波板を踏み抜き、地上へ8.66メートル墜落している。
同社は、労働者が屋根を踏み抜く危険があったにもかかわらず、歩み板を設けるなどの踏み抜き防止措置を講じなかった疑い。
【平成30年10月15日送検】