違法残業で運輸会社を送検 ドライバーに月146時間の残業 和歌山労基署
2018.11.12
【送検記事】
和歌山労働基準監督署はドライバー2人に違法な時間外労働をさせたとして、運輸業者と同社の総務次長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで和歌山地検に書類送検した。
同社は平成29年4月1日~6月30日までの間、ドライバー2人に36協定で定める限度時間を超えて時間外労働をさせた。1カ月の時間外・休日労働は最長の者で146時間に上った。
違反は定期監督で発覚した。同労基署は複数回にわたり行政指導をしたが、改善がみられなかったため送検に至った。自動車運転者に適用される、改善基準告示違反も認められたという。
【平成30年10月19日送検】