運行管理者に違法残業 タクシー会社を書類送検 札幌中央労基署
2018.11.21
【送検記事】
北海道・札幌中央労働基準監督署は、違法な時間外労働をさせたとして、タクシー業者と同社常務取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで札幌地検に書類送検した。
同社は、平成28年3~8月、運行管理者である労働者1人に対し、36協定で定めた1日4時間、1カ月26.41時間の限度を超えて違法な時間外労働をさせていた。時間外労働数は、最大で1カ月当たり60.17時間に及んだ。1日当たりでは、延べ41回の違反があった。運転者ではないため、改善基準告示の適用はなかった。
【平成30年10月1日送検】