労災隠しをした製紙業者を書類送検 機械に左腕を巻き込まれる 淡路労基署
2018.11.30
【送検記事】
兵庫・淡路労働基準監督署は、労災隠しをしたとして、製紙業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで神戸地検へ書類送検した。
平成30年3月、同社工場において、紙のロールに溝を付けつつ巻き替える機械に労働者の左手が巻き込まれる労働災害が発生した。休業4日以上となったものの、同社は労基署へ報告しなかった。
被災した労働者が相談に訪れたことで事実が発覚した。同社は、「報告すると調査に時間を取られることになるので、それを避けたかった」と話している。
【平成30年10月10日送検】