蒲鉾製造工場で死亡労災 墜落防止措置怠って送検 西宮労基署
2018.11.27
【送検記事】
兵庫・西宮労働基準監督署は、清掃作業中の安全対策を怠ったとして、蒲鉾などの食料品製造業者と同社課長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。平成30年6月、労働者が死亡する労働災害が発生していた。
被災した労働者は蒲鉾製造設備の上面で、同設備上面および天井のカビ取りを行っていた。同社は作業場所が床面から高さ2.5メートルの場所で墜落の恐れがあったにもかかわらず、囲いや手すりを設けるといった安全対策を怠っていた疑い。
【平成30年10月25日送検】