台風復旧工事現場で労災 屋根踏み抜いて労働者が12メートル墜落 西野田労基署・個人事業主を送検
2018.12.12
【送検記事】
大阪・西野田労働基準監督署は、台風復旧工事現場内の安全対策を怠ったとして、スレート屋根葺き替え工事業を営む個人事業主を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成30年9月、大阪市西淀川区において、工場の屋根を補修していた労働者が重傷の怪我を追う労働災害が発生している。
被災した労働者はスレート屋根を踏み抜き、11.9メートル墜落して頭部などを負傷した。
同社は、幅が30センチメートル以上の歩み板を設け、防網を張るなどの踏み抜き防止措置を講じていなかった疑い。
【平成30年10月31日送検】