転倒した車両系建設機械に挟まれ死亡 安全対策怠った土木工事業者を送検 松江労基署
2018.12.14
【送検記事】
島根・松江労働基準監督署は、砂防工事現場内での安全対策を怠ったとして、土木工事業者と同社現場代理人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で松江地検に書類送検した。平成30年7月、同社労働者が死亡する労働災害が発生していた。
死亡した労働者は現場内で作業中、転倒してきた車両系建設機械とコンクリート構造物の間に挟まれている。
同社は、被災者とは別の労働者に機械を運転させる際、路肩に鉄板を敷いて崩落を防ぐことによる機械の転倒防止策を講じていなかった。
【平成30年11月13日送検】