違法な時間外労働で食料品製造会社を送検 労働者4人に月100時間超 武生労基署
2018.12.12
【送検記事】
福井・武生労働基準監督署は1カ月100時間を超える違法な時間外労働をさせたとして、食料品製造業者と同社の代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで福井地検に書類送検した。
同社は西京漬けや鯖寿司などの製造販売を営んでいる。代表取締役は平成29年7月26日~10月25日までの間、36協定で定める限度時間を超えて、労働者4人に違法な時間外労働をさせた。36協定は時間外労働の限度時間を1カ月100時間、1日6時間としていた。
違反は臨検監督で発覚した。同労基署は行政指導をしたが改善がみられなかったため、送検に至った。
【平成30年11月19日送検】