麦乾燥施設で労災 安全教育未実施の農業協同組合を送検 旭川労基署
2018.12.17
【送検記事】
北海道・旭川労働基準監督署は、労働者に機械の清掃作業を行わせる際、事前に必要な安全教育を実施していなかったとして、農業協同組合と同法人の憩工場・工場長を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反などの容疑で旭川地検に書類送検した。平成30年8月、労働者が機械に手を巻き込まれて重傷のケガを負う労働災害が発生している。
同法人は、憩工場内の麦乾燥施設において被災した労働者に、機械の清掃作業を行わせていた。この時、作業前に機械を止めるよう教育していなかった疑い。
【平成30年11月5日送検】