石綿 作業場所隔離せずに解体作業実施 建設業者を送検 苫小牧労基署
2018.12.28
【送検記事】
北海道・苫小牧労働基準監督署は、石綿の粉じんを労働者が吸い込んで健康障害を起こさないよう作業場所を隔離しなかったとして、建設業者と同社石綿作業主任者を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で札幌地検苫小牧支部に書類送検した。
同社は平成29年11月28日、苫小牧駅前にあったショッピングモール解体工事現場において、作業場所の隔離措置を講じないまま、労働者に石綿の除去作業を行わせた疑い。現場には下請として入場していた。
同労基署は、作業日に労働者から通報があったこと契機に、捜査を開始している。
【平成30年11月6日送検】