清掃作業中に被災 安全対策怠った食料品製造業者を送検 武雄労基署
2019.01.09
【送検記事】
佐賀・武雄労働基準監督署は、食品加工機械の清掃作業中の安全対策を怠ったとして、食料品製造業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で佐賀地検武雄支部に書類送検した。同社では平成30年6月、労働者の身体の一部が巻き込まれる労働災害が発生している。
同労働者は加工作業終了後、玉ねぎの皮を剥ぐ機械のコンベヤーのシャフト部分を清掃している際に被災した。
同社は清掃作業をさせる時に、機械を止めさせなかった疑い。シャフト部分に巻き込まれないよう、カバーを設けるなどの対策も怠っていた。
【平成30年12月17日送検】