平成27年定期監督結果 法違反事業場7割に 徳島労働局

2016.07.28 【監督指導動向】
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社福施設などに労働条件確保求める

介護 保健衛生業 徳島労働局は、平成27年に実施した定期監督結果を公表した。立ち入った1180事業場のうち797事業場で法違反が見つかっている(違反率68.7%)。

 最も多かった違反は、時間外労働に関する労使協定(36協定)の未届など労働時間に関するもので、全体の2割の事業場が違反していた。時間外労働に対して適切に割増賃金を支払っていない事業場も15%ある。

 業種別では、接客娯楽業や商業、保健衛生業といった第3次産業で違反率が7580%と高かった。このため、小売業と社会福祉施設を中心に、法定労働条件の確保に向けた監督や集団指導を実施していく。

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